<質問>
平面図ビューにおいて、人通口の開口部を破線表現にする方法を教えてください。
<解説>
BooT.oneの人通口のファミリ[B_人通口.rfa]につきましては、ファミリの仕様として開口部の直径に合わせて造作工事カテゴリのサブカテゴリ[床_開口_2D_躯体]という実線と、マスキング領域が表示される設定になります。
平面図ビューでは人通口のマスキング領域は[ビュー範囲]設定のメイン範囲内に含まれると、必ず表示されます。
上記表現はファミリ編集にて表現することが可能です。
下記に操作手順を記載します。
■操作手順
1.) 人通口ファミリを選択し、[修正]タブ → [モード]パネル → [ファミリを編集]をクリックしてファミリの編集画面を開く
2.) プロジェクトブラウザ → [ビュー] → [平面図] → 参照レベルのビューを開く
3.) [管理]タブ → [設定]パネル → [オブジェクトスタイル]をクリックする
4.) オブジェクトスタイル ダイアログの[サブカテゴリを修正] → [新規作成] → サブカテゴリを新規作成ダイアログにて、新規作成する線種名を登録する
5.) 新規作成する線種は[床_開口_2D_躯体(破線)]という名前に設定し、[OK]をクリックする
6.) 作成した線の線種パターンは「3HA01」、断面の線の太さを「2」に設定し、[OK]をクリックする
7.) 配置されている開口部分の実線4本を削除する
※線にマウスオーバーし、「シンボル線分」を選択して、削除します。
8.) マスキング領域を選択する
9.) [修正]タブ → [モード]パネル → [境界の編集]をクリックする
10.) 開口部分の梁を横切る線2本を選択し、サブカテゴリを[床_開口_2D_躯体(破線)[投影方法]]に変更する
11.) [修正]タブ → [モード]パネル → [編集モードを終了]をクリックする
12.) [修正]タブ → [ファミリエディタ]パネル → [プロジェクトにロード]をクリックする
13.) 読み込みたいプロジェクトを選択する
14.) 読込先のプロジェクトにてファミリの上書き設定ダイアログが表示されるので、[既存のバージョンを上書きする]をクリックする
15.) 開口部分の表現が破線になったことが確認できる
画像等を用いた上記操作手順に関しましては、別途資料をご参照ください。
■注意事項
開口部を破線にした人通口ファミリは、平面図ビューではマスキング領域のみが表現されますが、構造伏図の見上げのビューにおきましては、梁に穴をあけているボイドの大きさを表現している破線と、人通口の開口部直径の破線の2つが表現されることになります。
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