<質問>
[両面壁]ツールを使用して壁の設定をしました。
壁の内側の仕上設定「スラブまで」のチェックを外しましたが、モデルを見ると仕上がスラブまで表現されています。
仕様を教えてください。
<解説>
[両面壁]ツールは、壁の情報が更新されるのみで、壁のモデル自体に変更は反映されません。
そのため、[スラブまで]のチェックを外したとしても、モデル表現は壁のレベル設定に依存します。
壁のレイヤごとのオフセットレベルをモデルにて再現したい場合は、ユーザー様にて壁のモデル編集をする必要があります。
※[両面壁]ツール使用後に計算される壁の面積に関しましても、設定された天井高さで集計することはできません。
壁の面積はRevitの仕様上、壁のモデルの「長辺の長さx壁の高さ」で求めており、[両面壁]ツールはモデル自体に変更を反映できないため、本ツールの使用前と後で集計される面積に変化はありません。
■補足
[B.建築]タブ → [壁]パネル → [壁詳細▼] → [壁パーツ化]ツールでは、壁の下地・仕上が天井高さまで下がります。こちらのツールでも、壁の[スラブまで]のチェックがOFFであっても、ツール実行後は下地・仕上が一括で天井まで下がる仕様になります。
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